北海道大学低温科学研究所
1994 年 8 巻 4 号 p. 250-255
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
水の固相という意味では、 現在のところ少なくとも11種類の氷の存在が確認されている。 本稿では、 その中の氷Ihの構造と熱物性、 特に無秩序プロトン配置に関連する熱容量異常について述べる。 また、 氷Ihと空気の混合物である「雪」の構造と熱輸送について述べ、 雪構造の形成メカニズムである焼結について触れる。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら