ネオベッツVRセンター
2022 年 53 巻 1 号 p. 6-11
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19ヶ月齢のボルゾイ犬の左側橈骨骨肉腫に対して部分的断脚術を行ったところ、6ヶ月後に左側腋窩リンパ節および左側浅頚リンパ節転移が生じ、顕著な疼痛を示した。内科的治療による疼痛緩和効果が不十分であったため、リンパ節の外科的切除を行ったところ、疼痛は消失した。転移したリンパ節による腕神経叢の物理的圧迫に加え、リンパ節の急速な腫大に伴う壊死や出血が疼痛の原因となる可能性があり、転移巣の切除によりQOLが向上しうると考えられた。
獣医麻酔
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