獣医臨床皮膚科
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症例報告
皮膚生検後に自然軽快したIdiopathic Sterile Granuloma and Pyogranulomaの犬の1例
藤吉 芳明山口 明子山口 潤
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キーワード: , 肉芽腫, 皮膚生検
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2005 年 11 巻 2 号 p. 69-71

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抄録
7ヵ月齢, 雌のイングリッシュ・ポインターの左前頭部に発赤を伴う脱毛斑を認めた。経口抗生剤, 外用抗真菌薬, 外用イベルメクチン, 経口ステロイドで2ヵ月治療するも改善なく, 皮膚生検を実施した。病理組織学的にidiopathic sterile granuloma and pyogranulomaと診断した。生検10日後より皮疹は自然消退し, 約1年経過するも再発はみられない。
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© 2005 日本獣医皮膚科学会
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