日本野生動物医学会誌
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特集論文
法改正に伴う野生動物医学の役割と未来 ~大きな変換期を迎えた野生動物対策~
森光 由樹福井 大祐
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2016 年 21 巻 3 号 p. 71-72

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抄録

 環境省は,2015年に「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」を改正した。農林水産省が施行した「鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律」(2013年改正)では,市町村に,捕獲と被害防除のための予算支援が講じられている。一方で,野生動物感染症による家畜衛生・公衆衛生上の問題が懸念されている。これまで,野生動物医学は,絶滅危惧種の保護増殖,傷病鳥獣の救護,野生動物保護管理,感染症の制御,環境問題などに貢献してきた。しかし,時代の大きな変化とともに社会から求められる獣医師の役割は多様化し変わりつつある。大きな転換期を迎えている。

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© 2016 日本野生動物医学会
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