九州歯科学会総会抄録プログラム
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日と体の癖からみた咬合異常への対応
*大野 秀夫
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p. 8

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抄録
口腔習癖とは不正咬合や口腔の機能に悪影響を及す□腔に関する癖でありオ旨しゃぶり、爪 かみ、口唇癖、舌突出癖、口呼吸、歯ぎしりなどかある。 口腔習癖の原因は子どもの心の成長発達段階で異なるものの、小学生以上の患児におい ては家庭や学校などの心の問題との関連が指摘されることか多いため口腔習癖の中断がな かなか困難となろことがある。このような口腔習癖が惣められる不正咬合の治療は、まず その原因的な要素を注意深く取り除き支援や指導をしなから口腔習癖を中止させることが 重要である。また、必要に応じて咬合誘導装置を使用することもある。 今回、心の問題と密接な関連を指摘される口と体の癖からみた咬合異常への支援につい て述べる。 発表内容 I なぜ『おおの小児矯正歯科方式のOralHabits中止支援システム』をはじめたか? 1997年頃OralHabitsに関して衝撃的な実例を2回経験した。それまで私が考えてい た事、研鑽した事で処理できない事例であった。 Il 『おおの小児短正歯科方式のOralHabits中止支援システム』について 『おおの小児矯正歯科方式のOralHabits中止支援ヽンステム』は子ともをよく把握、理 解し全人的な対応に心がけたものである。そのシステム(こついて紹介する。 皿症例提示 IV 『おおの小児矯正歯科方式のOralHabits中止支援システム』に関する臨床統計的考 察 Oral Habits中止支援を行った症例の中から支援を2年以上行った患者30名について 臨床統計的考察を行った。 V まとめ
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