日本地すべり学会誌
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論文
CIVA―安定化有限要素法による地すべりを起因とする造波解析
吉松 弘行樫山 和男
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2006 年 43 巻 3 号 p. 131-141

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抄録

貯水池や湾内へ急激に突入する地すべり地塊は悲惨な災害をもたらす巨大な造波の原因となり, この造波現象を予測するため, 浅水長波式の有限要素法による解析が進められている。有限要素法は移流項の影響で数値計算の数値振動が見られ, このため一次精度の内挿補間による風上手法を用いたSUPG法による数値解析が検討されている。更なる解析精度の向上を図るため三次精度の内挿補間を行うCIVA法による安定化有限要素法を検討した。提案手法は既往の模型実験結果との比較を行い, 解析法の妥当性を確認した。

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© 2006 公益社団法人 日本地すべり学会
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