日本地すべり学会誌
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論説
歴史的砂防堰堤を活かした斜面維持管理の活動-福山市堂々川砂留の例-
廣田 清治
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2018 年 55 巻 6 号 p. 282-285

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抄録

 広島県福山市には, 江戸時代の備後福山藩によって構築された砂防堰堤“砂留 (すなどめ)”があり, 補修されながら今日も渓流保全機能を有している。現在, それら砂留の周辺は環境整備とともに市民の憩いの場となっており, 周辺の環境整備がなされている。環境整備にはボランティア活動により, 森林保全を行うことで斜面の安定に係る維持管理が継続されている。本稿は, このような福山市・堂々川周辺で取り組まれている斜面環境全体の保全活動から, 長期に渡り扱われてきた歴史的構造物及びその周辺環境の管理のあり方を学び, “歴史的構造物の維持管理”を斜面維持管理の活動という視点で考察した。

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© 2018 公益社団法人 日本地すべり学会
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