新潟県治山課
1976 年 13 巻 3 号 p. 6-13_1
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地すべり斜面の安定性は, 土質試験より求めた強度定数に基づいて検討されている。しかし, このようにして得られた結果が実際と相違することが多い。また移動が開始した斜面土塊が崩壊的移動へ移行するか, それとも小康状態または停止へ移行するかの予測はきわめて困難である。これらの問題を解明するため, 現位置セン断試験をおこない, 上限降伏値と破壊強度を求めた。そしてまた長期載荷した場合, 上限降伏点を境にしてクリープ破壊を生ずるか否かを現位置大型供試体の実験により検討した。
日本地すべり学会誌
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