抄録
地すべりにしろ, 崩壊にしても, 予知・予測ということはなかなか難解, 困難な問題であり, いろいろな方法がとられるにしても, それぞれの手法において一長, 一短があることは否めない。
しかし現時点では, がけの崩壊の予知, 推定には, 崩壊のファクターを厳密に正しく把握して, 数量化解析を施行するのが, 最適の方法である。解析は多変量解析の重回帰分析法を用いるが, この方法は, 研究として未知の研究領域である。本報 (第1報) では, この手法を科学的研究分野として確立するための, 理論面について論述したい。