地すべり
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地温測定による地下水排除工の効果判定の可能性について
大石地すべり地を例として
竹内 篤雄二宮 寿男中村 和弘上野 郁夫
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1984 年 20 巻 4 号 p. 22-27_1

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抄録
1980年2月に変成岩地帯の地すべり地においてはじめて1m深地温調査が実施され, それに基づいて地下水排水工事が行われた。今回再度同一地区で地温調査が行われ, 地温分布の再現性と施工された排水工事の効果がどのように地温分布に現われているかが検討された。その結果次のことが示された。
1) 変成岩地帯の地すべり地においても1m深地温分布の再現性は十分に認められる。
2) 水脈内に掘られた調査用試錐孔の地下水位および横孔排水試錐からの排水量の観測結果により排水工事の効果の良好性が認められた。
3) 排水効果の1m深地温への影響は, 排水工事施工前後のθX-1-y図および地温分布図を対比することにより明らかにされ, 地温測定調査による排水効果判定の可能性が示された。
4) 地温分布図の対比によると, 排水工事の効果は工事区間とその下流方向に大きく現われること, 排水工事の施工密度の違いが地温分布状況に明らかに示されることがわかった。
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© 社団法人日本地すべり学会
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