京都大学大学院
京都大学防災研究所
2000 年 37 巻 2 号 p. 40-47_1
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本研究は, 水槽を用い, 降雨による斜面崩壊実験を行った結果, 以下のことが明らかになった: (1) 過剰間隙水圧は崩壊後のせん断中に発生したもので, 斜面崩壊の結果である; (2) 崩壊時, 斜面土層内の応力の変化を計測した結果, 自然の排水状態時でも完全な液状化が発生しうる; (3) 水槽の勾配, 試験材料, そして初期密度の違いは過剰間隙水圧の発生, 破壊モード, そして崩土の運動に大きく影響する。
日本地すべり学会誌
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