抄録
透析患者において,足病変の悪化による下肢切断が生命予後に影響することから,当院では足病変の早期発見・治療による「救肢」を目標に2002年からフットケアの取り組みを血液透析室で開始した.2008年からは,電子カルテの導入に伴い当院独自のフットケア基準と,フットケアチェックから看護計画までを連動したシステムを作成し血液透析患者全員のフットケアチェックを行っている.現在は,透析看護師だけではなく皮膚・排泄ケア認定看護師を中心に外来・病棟看護師,計8名でフットケアチームを構成し,腎内科医師のもとフットケア外来を開設,病院内での連携を図りながら,他施設での治療が必要な場合は迅速に対応し地域の病院と連携をとる体制を確立している.