神戸商科大学
2002 年 10 巻 1 号 p. 3-9
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
本稿は,冷戦終結後,徐々に,そして1990年代になって急速に進行した証券資本主義のグローバル化が会計と情報開示にもたらした影響を検証するなかで,会計および情報開示制度の改革について,その意味を考察することを目的とする。
この目的設定は,会計制度の今後の発展動向を見極めるための布石である。現在の世界的な会計制度改革の根底にある思想は何か。それを知れば今後の動向も明らかになるという仮設を立てて,この問題に接近した結果得られた知見を開陳している。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら