熊本学園大学商学部 神戸大学経営学研究科
大阪公立大学商学部
近畿大学経営学部
2023 年 31 巻 1 号 p. 37-53
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近年,企業の戦略的な行動が財務諸表から統計的に推定可能となり,管理会計の視点からも,それら行動についての理解が深まりつつある.代表的なものとして,コストリーダーシップや差別化といった「ジェネリック戦略」,組織が見えざる資産を有して収益を獲得するための資源である「組織資本」の会計情報からの測定という研究成果がみられた.本研究では,これらの会計情報によって測定された戦略的な行動が中長期的な将来利益にどれだけ影響を与えるのかを実証的に明らかにした.
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