日本経営診断学会論集
Online ISSN : 1882-4544
ISSN-L : 1882-4544
「食」による地域活性化に関する研究
─山梨県大月市の郷土料理を事例として─
佐藤 茂幸
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2011 年 11 巻 p. 110-116

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抄録
本論の目的は,大月市の郷土料理である「おつけだんご」を事例にして,持続可能な地域活性化のモデルを提示することにある。そのために,B級グルメ大会で優勝実績のある「富士宮やきそば」と「厚木シロコロ・ホルモン」の活動を参考に,食による地域活性化の成功要因を整理することから始めた。そしてその成功要因を前提に,B級グルメ大会の出場結果から,大月市の郷土料理の検証を行った。こうした検証結果を踏まえ,大月市を活性化させるためのスローフードをベースにした地域ブランドの構築に関わるモデルを新たに提示する。
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© 2011 日本経営診断学会
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