従来から「総合経営診断」は,組織,人事,経営戦略,販売・マーケティング,財務,情報など,固有のロジックで診断し,後から総合するものだった。結果的に総合改善提案も,独立した部分最適解の寄せ集めや診断者の得意領域にウエイトが偏りがちであった。経営診断の領域で,この課題は長年の懸案であった。今回提案する総合経営診断は,経営を全体的に見る「成長ドライバ理論」のフレームワークを通して経営診断を行うものである。このフレームワークは,「社長」「経営理念・ビジョン」「ビジネスモデル」「システム化・型決め」「行動環境」という企業成長の駆動力(ドライバ)の要素とその関係性から構成されている。この新たな診断アプローチにより,専門領域を問わず,経営全体の視点からの客観的な診断が可能となった。