抄録
2005年に開催された愛・地球博に対する会場近隣大学学生の評価を明らかにするため,愛知工業大学学生の意識調査を実施した。学生の愛・地球博への関わり方に対して6つの仮説を立て,それらに沿って意識調査の質問項目を作成した。得られた回答を分析し,前回報告された愛知県立大学学生の評価と比較したところ,近隣大学と言えども,2大学間の学生の評価にはいつかの差異が見られた。ただ両大学学生とも,愛・地球博開催期間中,それが近隣で行われた故の悪影響を大きく受けており,総合的評価が低いことでは一致を見た。これらの評価を参考にし,今後,万博や大規模なイベントが開催される際,主催者が近隣大学に対して配慮すべき点について言及した。