抄録
近年,多くの企業において,これまで内生化されていたさまざまな業務を積極的に外部組織に委託する外生化(アウトソーシング)の動きが顕著になっている。現代企業のアウトソーシングの特徴は,自らのコア・コンピタンスを形成しながら,外部の資源をうまく活用することで持続的競争優位性を確立するとともに,ネットワーク組織として最終顧客に対していかに大きな価値を提供できるかという視点に立っている点である。経営・マーケティング診断においては,単独企業のみならず,アウトソーサーも含めた診断が採用される必要がある。