医療系eラーニング全国交流会講演要旨集
Online ISSN : 2758-5581
第18回医療系eラーニング全国交流会年次大会
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座位姿勢に対する意識改善に向けた姿勢測定マットの開発 ~腰痛予防に向けて~
*伊部 慎太朗*真嶋 由貴惠*桝田 聖子*松田 健*木村 良太
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p. 38-41

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抄録
腰痛は性別や職業を問わず,多くの人が悩む症状の1 つであり,原因の1 つに座位時間の 長さがある.日本人の勤務時間に占める座位時間は70~80%(平均7 時間で世界最長)といわれており, 長時間の悪い座位姿勢が腰への負担を大きくしているといえる.そこで本研究では,座位における腰部へ の負担を軽減するために,正しい姿勢への意識変革を行うことを目的とする.そのために,対象者の座面の 圧力をセンサーで測定し姿勢を評価する姿勢測定マットを開発した.センサーは座位姿勢時の臀部と大 腿の接続後部の位置に設置する.本稿では,開発した姿勢測定マットの概要とパイロット調査の結果を報 告する.
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© 2023 医療系eラーニング全国交流会
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