日本教育工学雑誌
Online ISSN : 2432-6038
Print ISSN : 0385-5236
高校時・大学入学時におけるコンピュータ利用状況と意識実態分析
永井 昌寛奥田 隆史高橋 一幸野口 覚
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2004 年 27 巻 suppl 号 p. 65-68

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抄録

大学の情報教育を適切に進めていくためには,学生のコンピュータに対する意識実態・考え方・ニーズ・動向およびコンピュータ利用状況・経験等を十分に把握し,適切な内容と進め方を設定する必要がある.そこで,本研究では,大学入学時の学生に調査票による意識実態調査を行い,高校時と大学入学時(調査日)のコンピュータ利用状況と意識実態を把握・確認することを試みた.その結果,「大学入学時においてコンピュータヘの興味・必要性の認識は高校時より高くなる」「大学入学時において約半数の学生が自分専用のコンピュータを持っている」「入学した学部により,コンピュータヘの意識およびコンピュータ利用状況に違いが見られる」等がわかった.

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© 2004 日本教育工学会
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