聖学院大学
2011 年 23 巻 2 号 p. 2_41-2_48
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農地制度は人間存続のエネルギー源の食糧生産に大きな影響をもつ要件である。特に日本は耕地の減少、耕作放棄地の増大といった食の将来展望に影を落とす現象が生じている。現農地制度はどのような構成となっているのか、何が問題であるのか本稿において考察したい。政治•社会制度が異なり、地政的に最も大きな影響力のある中国の農地制度に言及し、また日本が現代社会制度作りに参考とした欧米主要国の状況にも触れて、日本のあるべき農地制度の方向性を提示することが本稿の目的である。
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