気象研究所
1961 年 39 巻 4 号 p. 157-174
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簡単な形の一般流と擾乱を初期に与えて,その時間的変動を非線型渦度方程式の数値積分により追跡した。初期の一般流と擾乱の運動エネルギー交換の向きは,それぞれのスケールの大小によつて定まり,大きいスケールの系に流れる。また一般流の運動エネルギーは,一定の周期をもつて変動する。この周期は,解析的計算の結果と比較された。また大気中の順圧過程による,代表的な一般流と擾乱の間のエネルギー交換の向きも調べてみた。
氣象集誌. 第1輯
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