内観研究
Online ISSN : 2435-922X
Print ISSN : 2432-499X
原著
内観法のストレスマネージメントにおける有効性
―認知行動療法の視点を中心として―
斉藤 浩一
著者情報
ジャーナル フリー

1997 年 3 巻 1 号 p. 57-65

詳細
抄録

 最近, 心理学の分野において, 多くのストレスマネージメントに関する研究が行われている。ストレスマネージメントは, 最近の我が国の状況において, 非常に重要と考えられる。本稿においては, 一般の健康人の問題として, ストレスマネージメントを捉える。

 我が国において, さまざまなストレスマネージメントを導入する試みが, その方法と思想をメンタルヘルスの問題から導入することによってなされてきた。しかし, 本稿では, その思想と方法を内観法に基盤をおいて捉える。

 内観は英語では, 内面の洞察を意味する。内観法は我が国で50年を経た心理療法の手法である。

 筆者は, 日本人のメンタルヘルスの問題において, 内観法の効果とその手法と応用を通して考察し, 内観法の効果を提示するものである。内観法は, 人々の認知的評価プロセスを改善するもっとも効果的な手法の1つである。

 以上, 我が国において, 多くの人々が内観法を体験することが望まれる。

著者関連情報
© 1997 日本内観学会
前の記事
feedback
Top