1999 年 5 巻 1 号 p. 87-95
内観療法の長期的効果を調査するため, 集中内観を経験して1~4年経過した計334名 (有効回収150名) に対し, 内観前と比較して内観1ヵ月後および1~4年後における効果, および日常内観の頻度を尋ね分析した。その結果, 92%の人が1~4年経過しても集中内観が効果があったと認識していることが認められた。日常内観をしている人の方が効果が持続する傾向が認められたが, 少しでも日常内観を行っている人は26%に過ぎなかったことから, どのようにして日常内観の動機づけを行うかが今後の課題であろう。