保健医療科学
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21世紀の日本における母子保健推進のための国民運動
健やか親子21
大澤 絵里 尾島 俊之秋山 有佳山縣 然太朗
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2019 年 68 巻 1 号 p. 2-7

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抄録

日本では,母子の健康が劇的に改善したが,現在,育児不安や児童虐待,親と子の心の問題,育児ストレスという社会問題に直面している.

そのような新しい問題に取り組むために,健やか親子21は2001年に21世紀の母子保健の活動,方向性,目標および指標を示した.2001年以降,思春期の健康,安全な妊娠と出産,子供の健康管理に関連する多くの問題が改善した.現在は,健やか親子21第二次(2015~2024)が展開され,全国各地で一定の質の母子保健サービスの確保,および様々な育児の問題に対応した母子保健サービスを発展させることを通じて,親子の生活の質の向上に取り組んでいる.

本稿では,近代化した社会における母子保健および子育て支援の考察の一助とするために,過去の日本の母子保健政策と現在の対策,特に健やか親子21第 1 次と第 2 次に焦点をあてて,2001年以降の日本の母子保健政策を紹介する.

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© 2019 国立保健医療科学院
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