方法:宇都宮市地域別データ分析の資料を用いて,MapCurve法と相関係数による分析とを比較する.結果:MapCurve法のGIF値と相関係数は概ね一致する傾向を示した.さらに,地理的属性の高い項目間では,より高い相関を示した.また,相関係数よりも地理的要素との関係を強く示唆する結果が得られた,
考察:健康の地域格差を検討する際に,地理的位置関係情報は重要であり,地域分析においては地理的位置情報を加味した検討が必要と思われる.MapCurve法のGIF値は,地理的に分布する要素間の相関関係を,相関係数による分析よりも,地理情報を加味して数値化できることが示唆された.
結論:地理的位置情報を加味した探索的地域分析にMapCurve法は有用と思われた.