2026 年 33 巻 1 号 p. 3-11
低レベル放射性廃棄物処分施設の埋戻し工事では,ベントナイト混合土による覆土を行う計画となっており,所定の密度を確実に確保する必要がある.その品質管理は,近年の土工事のように,面的な管理が求められる.こうした要求を満たす目的で,3次元点群データを活用し,施工層厚の分布や敷均し時の「かさ密度」と転圧による「圧縮率(転圧前厚さに対する転圧後厚さの比率)」から乾燥密度を推定する回帰式を作成し,面的な締固め管理を行う方法を研究した.
施工試験を行い,現場密度試験との比較より乾燥密度の推定方法の妥当性を確認した.また,高い信頼度で締固めの面的な管理をするため,乾燥密度を推定する回帰式作成時のデータ数は50点以上必要であることがわかった.