心疾患の維持期における再発予防と予後改善を目的に,日本遠隔運動療法協会(JARET)は,遠隔からの監視下運動療法のサービスとシステムの開発を進めている.心臓リハビリテーションの遠隔医療としての課題,維持期と回復期の二つのサービス提供方式,それぞれのプログラムの開発,グループ療法などの指導方式,運動指導以外のプログラムとの統合,質管理体制,施設間医療連携,システム構築とコスト制約の課題,経営上の要件などを社会実装の課題として整理した.これらの現状を踏まえ,経済的負担と効果から見る心臓リハビリテーションの遠隔医療の在り方,オンライン・リアルタイムの生理的計測の実現性,組織運営の在り方を考察した.