抄録
アステラス製薬は,国内に分散していた研究機能を集約させるため,茨城県つくば市のつくば研究センター(御幸が丘)に新棟を建設した。2008年6月には,新しく建設された居室棟と呼ばれる建物に図書室も移転し,リニューアルオープンした。居室棟はオープンフロア方式の建物で,すべての研究施設とつながっており,図書室は,研究者にとってアクセスしやすい場所にある。移転時に,2006年に作られたアステラス全体の図書室資料所蔵方針に従って蔵書を再構築した。その結果,雑誌の所蔵量は減少し,さらに,より多くの雑誌が電子ジャーナル化された。本稿は移転に伴うレイアウトの検討,コンセプトの作成,実際の作業についての報告である。