日本視能訓練士協会誌
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投稿論文
健常若年者を対象としたTitmus Stereo TestsとNew Stereo Testsの比較・検討
三富 健人小林 義治林 孝雄池田 結佳小鷲 宏昭清水 香奈露無 陽子中島 貴友中込 亮太加藤 可奈子倉橋 一成松岡 久美子
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2013 年 42 巻 p. 201-206

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抄録

【目的】Titmus Stereo Tests(以下TST)と、分離方式は異なるものの同じ測定視差のNew Stereo Tests(NST)とを用いて両者の比較検討を行った。
【対象および方法】対象は、屈折異常以外に眼科的疾患のない19~23歳の133名(男性62名、女性71名)である。方法は、両眼を完全屈折矯正後、近見眼位を確認し、それぞれ交差性視差(以下凸表)と同側性視差(以下凹表)の立体視を測定した。
【結果】TST、NSTともに立体視差は同じ値を示すものが多数であったが、差を認めたのはNSTの方が多く、凸表で視差の角度が大きくなった。
【結論】NSTを検査に用いる際は凹凸の検査結果の差に注意を払う必要がある。

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© 2013 公益社団法人 日本視能訓練士協会
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