日本視能訓練士協会誌
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視能訓練士の卒後教育
石川 祥子臼井 千恵
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1989 年 17 巻 p. 86-90

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抄録

帝京大学附属病院において最近行われている卒後教育の内容について紹介した.
入職後1年目は医師と先輩視能訓練士から指導をうけながら一般検査手技,斜視,弱視の検査手技の習得と,手術室勤務により診療の流れを習得し,2年目には斜視,弱視の診断と治療,及びリハビリテーションについて指導を受けた.また研究面として,1,2年間を通じて医師と共に症例検討会等に参加した.3年目には2年間の臨床経験を基に自己の業務に責任をもって従事している.
2年間の研修の結果,豊富な症例数と確立した指導法によりスムーズに検査手技や弱視の診断と治療の基礎を習得できた.

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