2021 年 41 巻 3 号 p. 180-185
脊椎スポーツ障害は,手術・リハビリだけでは治療に難渋することも多い.注射などのインターベンションは,これらの難渋する症例を解決する糸口となりうる.特にエコーの進歩により,劇的に脊椎スポーツ障害における治療・評価が進化した.エコーガイド下に可能な脊椎周辺のインターベンションは①神経根ブロック,②星状神経節ブロック,③(椎間関節)Facet block,仙腸関節block,④硬膜外ブロック(腰椎・仙骨),⑤末梢神経に対するHydrodissection/Hydrorelease,⑥Radiofrequency療法(RF療法)など多岐にわたる.今回はこの中から,神経根ブロックと星状神経節ブロックを併用した方法と硬膜外ブロック,Hydrodissection/Hydroreleaseについて紹介する.