2021 年 41 巻 3 号 p. 186-189
サッカーはその競技特性上,膝痛を訴える選手が多い.成長期サッカー選手の膝痛の原因として多いOsgood-Schlatter病と有痛性分裂膝蓋骨に対してわれわれが行なっているエコーガイド下インターベンションの方法と治療成績について報告する.エコーはこれまでの画像診断ツールになかった特徴を持ち,リアルタイムで目的とする軟部組織のみならず,動き,血流シグナル,刺入した針,注入した薬液などを確認することができる.エコーガイド下インターベンションでは針先を確認できるため,再現性と安全性が担保される.エコーガイド下インターベンションは今後さらなる検証が必要であるが,スポーツ選手の膝痛診療において必須の方法になる可能性がある.