作業療法
Online ISSN : 2434-4419
Print ISSN : 0289-4920
研究論文
地域在住女性高齢者の献立立案から取り組む集団調理プログラムの効果
坪内 善仁安田 圭志山中 美里東條 秀則内藤 泰男
著者情報
ジャーナル フリー

2019 年 38 巻 2 号 p. 187-196

詳細
抄録
本研究の目的は,献立立案から取り組む集団調理プログラムが,地域在住女性高齢者の認知機能と自宅での調理頻度に及ぼす効果を調査することであった.対象は地域在住女性高齢者39名で,献立立案 - 調理群20名,調理実施群19名に週1度・6ヵ月間集団調理プログラムを実施し,介入前後で認知機能,心理機能,社会的活動量の変化を比較検討した.結果,認知機能項目で測定時期による主効果を認めたが,交互作用はなかった.また,調理頻度の変化も両群で有意差は示されなかった.今回の結果から,調理活動自体の認知機能改善への効果は示唆されたが,献立立案課題単独の認知機能・調理頻度への効果は乏しく,介入手法についてさらなる検討が必要である.
著者関連情報
© 2019 一般社団法人日本作業療法士協会
前の記事 次の記事
feedback
Top