重症心身障害児,特別支援学校,作業療法士,コンサルテーション,連携 要旨:特別支援学校での重症心身障害児の自立活動に対する,医療機関に所属するリハビリテーション職種の連携におけるコンサルテーションの特徴を明らかにするため,特別支援学校を対象に,自立活動6区分27項目で質問項目を設定し,質問紙を用いた全国調査を行った.その結果,リハビリテーション職種が職種間で連携したうえで,学校教諭と協働する意義が示された.また,各職種における主な専門性は,理学療法士は基礎的な運動機能,作業療法士は作業遂行,言語聴覚士は言語コミュニケーションであると考えられた.そして,作業療法士は理学療法士や言語聴覚士と学校教諭をつなぐコーディネーターとしての役割を担うことが期待された.