土木情報利用技術論文集
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インターネット環境下で稼働する斜面崩壊危険箇所評価システムの構築
小島 尚人大林 成行市川 岳弘向井 勇喜
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2004 年 13 巻 p. 11-20

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抄録
本研究開発は、広域にわたる斜面の崩壊危険箇所評価支援を目的として、インターネット環境下で稼働する斜面崩壊危険箇所評価システム (SSE-Web: Web-based Slope Stabi1ity Evaluation system) を構築したものである。SSE-Webは、衛星データと各種地理情報 (素因) を説明変量とし、既崩壊地を外的基準とした多変量解析手法から構成されている。「前処理、解析、後処理、情報提供・管理」システムに区分した上で、画面遷移設計と画面内設計を進めた。前処理システムによって素因を作成した後に、解析システムを介して斜面崩壊危険箇所評価に関わる各種分析 (素因分析、判別精度評価等) を実施できる。斜面崩壊危険箇所評価図の作成と報告書類 (現地調査台帳等) の作成は後処理システムが担う。さらに、情報提供・管理システムによって、素因や斜面崩壊危険箇所評価図等、種々の情報を発信・共有管理できる統合システムを実現している。データセット構造や操作性に優れたGUIの設計等を含めて、インターネット環境で稼働する各種技術系処理・解析システムの開発にも寄与できる特色ある内容が提示されている。
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© 社団法人 土木学会
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