都市計画論文集
Online ISSN : 2185-0593
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歴史的木造住宅の活用・再生を目的とした不動産証券化手法の成立可能性に関する研究
台東区、谷中・上野桜木地区を対象として
長谷川 智志中井 検裕中西 正彦
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ジャーナル オープンアクセス

2005 年 40.3 巻 p. 445-450

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抄録

近年、歴史的木造住宅の価値が再認識されてきているが、改修資金が捻出できず歴史的木造住宅が消失しつつある。地域にとって重要な資源を保全していく上で、その改修資金を捻出する方法を検討することは重要な課題である。本研究は、歴史的木造住宅を保全するための方法として、不動産証券化手法に着目するものである。まず、歴史的木造住宅保全のために有効な証券化スキームを検討し、成立する条件を示した。次に、寺社、金融機関、不動産会社へ意識調査を行い、証券化を進めるための問題点を把握し、その解決策を検討した。

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© 2005 公益社団法人 日本都市計画学会
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