都市計画論文集
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郊外戸建住宅地の更新状況と居住意向からみた住宅ストックの次世代での利用に関する研究
羽曳野市羽曳が丘地区を事例として
仁井 亮太大浦 寛登瀬田 史彦
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2011 年 46 巻 3 号 p. 571-576

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抄録

本研究では、1960年代に開発された郊外戸建地を対象に戸建住宅ストックの更新推移と居住意向の事例から今後の郊外戸建て住宅地の戸建住宅ストックの利用に影響をあたえる要因の知見を得ることを目的としている。研究方法として、まず建築年代ごとの住宅の更新状況の概略を航空写真の屋根形状から把握する。次に居住者へのアンケート調査を行い、住宅ストックの現状、更新の状況と時期、更新の理由、居住者意向を建築年代別に分析を行った。このことから建築年代別の更新の要因と近年の住宅ストックの長期利用の可能性とそのための課題の知見を得ることが出来た。

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© 2011 公益社団法人 日本都市計画学会
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