都市計画論文集
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未着手となっている土地区画整理事業施行区域の解除に関する一考察
埼玉県川口市芝地区を中心事例として
今西 一男
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2016 年 51 巻 3 号 p. 237-244

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抄録
わが国において、未着手となっている区画整理は市街地の整備を妨げている。しかし、区画整理施行区域の解除に関する知見は乏しい。本研究の目的は区画整理に替わる手法の選択、転換の過程について検討することである。また、その過程における関係権利者の合意形成の進め方も検討課題とした。まず、未着手の区画整理の実態を把握するため、全国調査を行った。506自治体から回答を得たところ、未着手の区画整理が138自治体であることがわかった。その調査結果から、区画整理施行区域の解除、手法の転換を行った川口市芝地区での事例研究を行った。芝地区では道路整備を優先させることから区画整理施行区域の解除を推進した。しかし、その際に導入した地区計画などの手法への理解、運用には課題を残している。本研究では以上の調査結果から、区画整理施行区域の解除に向けた知見をまとめている。
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© 2016 公益社団法人 日本都市計画学会
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