土木史研究
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山形の石橋
明治初期の山形での石拱橋とその設計の検討
井上 肇市村 幸夫
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キーワード: 拱橋, 明治初期, 三島通庸, 石工
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2000 年 20 巻 p. 337-348

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抄録

明治初期に当時の山形県令三島通庸は地域開発を目指して県内の道路整備を強力に推進し, 橋梁65橋を架けた。その内12橋が石拱橋であった。三島が去った後に架設された拱石橋を合わせて19橋に達した。明治以後には新しい石拱橋は架設されていないが, その内11橋が現存している。最近各地で石拱橋の再評価や保存運動が盛んになりつつあるとき, 明治期での整備状況やその後の撤去に到る過程などを設計・施工にあたった技術者・石工などの事跡をまとめたものである。さらに, 文書として残されていた記録に含まれていた石拱橋の拱輪石の設計寸法などから当時の設計水準などに考察を加えたものである。

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