土木史研究
Online ISSN : 1884-8141
Print ISSN : 0916-7293
ISSN-L : 0916-7293
横浜居留地の街区 (山下町) の変遷について
鈴木 宏宣増渕 文男相崎 円何
著者情報
ジャーナル フリー

2002 年 22 巻 p. 111-114

詳細
抄録
神奈川県横浜市中区山下町の一街区に, 周辺街区の街路とは異なる1区画の街路だけが斜方向に区画整備された特徴をもつ. この街区は文化9年 (1812年) に入江を埋め立て新田として開発された区画であり, 治水の問題上から埋立ての際に, 隣接する新田との境界線が斜方向に傾いた. その後, 横浜港開港時に居留地として整備され都市が形成されたが, 街区は当初 (慶応2年 (1866年)) の都市計画で現在までほぼ変化していない. 山下町の街区が現在でも開港当初の面影を残しているのは, その都市計画がR. H. ブラントンによって行われたもので, 将来を見据えた優れた立案であったと考えられる.
著者関連情報
© 社団法人 土木学会
前の記事 次の記事
feedback
Top