土木計画学研究・論文集
Online ISSN : 1884-8303
Print ISSN : 0913-4034
地上から地下への上下移動時における歩行者の方向定位に関する研究
山本 陽二郎萩原 亨足達 健夫加賀屋 誠一内田 賢悦
著者情報
ジャーナル フリー

2004 年 21 巻 p. 709-715

詳細
抄録

本研究では、歩行者の方向感覚を阻害する存在として、地上と地下を繋ぐ階段での進行方向の回転に着目した。地上から地下への階段の曲がり数とその後の地下歩行空間における歩行者の方向定位と経路探索時への影響を分析するため人の空間認知プロセスにおける視覚情報について具体的に検討した。階段通過時の進行方向の回転をシミュレートした室内実験を行った。被験者に対し情報提供を行い、それらの経路探索への影響を分析したその結果、階段の曲がり数が要因となって方向定位と経路探索が困難になった。また、情報提供内容によって方向定位を改善できる可能性を示唆した。

著者関連情報
© 社団法人 土木学会
前の記事 次の記事
feedback
Top