土木計画学研究・論文集
Online ISSN : 1884-8303
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最小費用Hyperpath探索アルゴリズムを用いたバスサービス評価に関する研究
倉内 文孝嶋本 寛王 萍飯田 恭敬
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2006 年 23 巻 p. 755-761

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抄録

本研究では最小費用経路算出アルゴリズムを用いて, 京都市のバスネットワークを計算対象として停留所間のサービスレベルの格差を考察するとともに, 一定ゾーン内での乗継無料制度導入によるサービスレベルの変化について分析を加えた.得られた計算結果は徒歩時間に関するパラメータおよび乗車抵抗パラメータに大きな影響を受ける可能性があるもの, 現行料金制度においては同じ停留所間距離でもサービスレベルに差が大きいこと, ゾーン内固定運賃制度導入によって一般化費用の削減効果が期待でき, さらにサービスレベルの差が縮まる可能性があることが確認された.

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© 社団法人 土木学会
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