土木計画学研究・論文集
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公共交通指向型開発を既存都市に導入する場合の一考察
早川 大介森本 章倫古池 弘隆中井 秀信
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キーワード: 土地利用, 再開発, TOD
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2007 年 24 巻 p. 165-172

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抄録

欧米において交通問題の解決策のひとつとしてLRTの導入が進められている. 栃木県宇都宮市でもLRTの新規導入が検討されている. これを機に公共交通の利用促進に効果的な公共交通指向型開発 (TOD) を既存都市に導入する場合の考察を行った. 分析の際に, 欧米12都市と宇都宮市との沿線人口等の比較を行った. 海外事例, P. CalthopeのTOD概念よりTOD分類方法の概念を構築し, その概念を基に宇都宮市を調査し分析を行った. その結果, 宇都宮市においてそれぞれの地域に適したTOD形態を提案した.

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