舗装工学論文集
Online ISSN : 1884-8176
ISSN-L : 1884-8176
空港舗装用コンクリートの曲げ疲労特性
伍 石生八谷 好高
著者情報
ジャーナル フリー

2000 年 5 巻 p. 59-65

詳細
抄録

本研究では、室内試験により、空港舗装に使用されるコンクリートの曲げ疲労寿命に上限応力、下限応力、載荷速度、休止時間といった要因が及ぼす影響を明らかにし、曲げ疲労による破壊確率について解析した。その結果、上限応力が80%もしくはそれ以上では下限応力による影響は明らかではないが、上限応力が70%の場合にはその影響は無視できないことがわかった。そして、この点を考慮に入れた空港舗装用コンクリートの曲げ疲労式を算定した。

著者関連情報
© 社団法人 土木学会
前の記事 次の記事
feedback
Top