ペット栄養学会誌
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L-セリン摂取がマウスにおけるcompomd48/80による引っかき行動と皮膚中セラミド含量に及ぼす影響
山崎 康子及川 大地阿世知 麻里津山 翔一郎古瀬 充宏
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2006 年 9 巻 2 号 p. 67-75

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抄録
マウスにおける引っかき行動や皮,膚中のセラミド含量に及ぼすL - セリンとリノール酸の影響を調べるために,L-セリンとリノール酸を経口あるいは飼料に配合して与えた。引っかき行動は,コンパウンド48/80の皮下投与あるいは表皮への塗布で誘導したが,L-セリンによる軽減効果は認められなかった。一方,リノール酸の単独投与では引っかき行動が増加する傾向にあったが,L-セリンの同時投与により軽減された。薄層クロマトグラフィーによる解析では,皮膚のセラミド含量にL-セリンとリノール酸の影響は認められなかった。健康なマウスに,L-セリンとリノール酸を投与したとしても,セラミド合成量を高めることはないと考えられる。
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