Journal of Pesticide Science
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DDT類縁化合物の構造活性相関 -改訂-
西村 勁一郎藤田 稔夫
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1985 年 10 巻 1 号 p. 135-136

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抄録
前報において, DDT, DDD, prolan 誘導体のワモンゴキブリより摘出した中枢神経に対する反復興奮誘起活性の大きさの変化と, 芳香環置換基の種々の物理化学的パラメーターとの関係を定量的に解析した結果を報告した. この解析において, 置換基のかさ高さを表わすパラメーターとして一部不適切な数値を用いていたので, その修正値を用いて解析し直した. その結果, 相関関係式にわずかの修正が必要であったほかは解析結果に本質的な変化はなく, 反復興奮誘起活性は置換基のかさ高さの増加につれて放物線状に変化することが再確認された.
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© 日本農薬学会
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