滋賀医科大学外科学講座
草津電機株式会社
近畿大学理工学部応用化学科
2007 年 50 巻 5 号 p. 283-286
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白金などの貴金属を使用しない,揮発性有機化合物除去のための燃焼触媒を探索した。一般的な金属酸化物(酸化チタン (IV) (TiO2),アルミナ,シリカ)を低濃度トルエンの分解触媒の候補として選んだ。トルエンの発火点は480℃であるにもかかわらず,500℃においてもトルエンは完全には転化しなかった。TiO2は代表的な金属酸化物のなかで最も高い燃焼活性を示した。500℃の適切な接触時間の条件下,トルエンはTiO2上でほぼ定量的に(収率99%以上)二酸化炭素へと変換された。
石油学会誌
Bulletin of The Japan Petroleum Institute
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