Journal of the Japan Petroleum Institute
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総合論文
1-ペンチンに対するBWR状態方程式の8定数の決定とプロパンまたはジメチルエーテルを加えた2成分系沸点データによるその妥当性の検討
辻 智也 保科 貴亮木下 進一吉田 篤正
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2022 年 65 巻 3 号 p. 97-109

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抄録

ペンタンと1-ペンチンの飽和蒸気圧を温度273.15~463.58 Kの間で測定した。また,定容セル内のペンタン質量とその気体圧力から内容積を検定し,1-ペンチンのP-V-T関係を485.00 Kにおいて測定した。液化石油ガスであるプロパンまたはその代替物であるジメチルエーテルに1-ペンチンを加えた2成分系の303.15 Kおよび313.15 Kにおける沸点も調べた。1-ペンチンの飽和蒸気圧から,臨界圧力と偏心因子を臨界温度の関数とした独自の方法と対応状態原理を組み合わせて,1-ペンチンに対するBenedict-Webb-Rubin状態方程式の8定数を定めた。この定数を用いた飽和蒸気圧,P-V-T関係の推算精度は平均相対偏差がそれぞれ−5.813 %および3.321 %であった。2成分系パラメーターを第2ビリアル係数に導入した混合則を適用したところ,沸点圧力の平均相対偏差が0.231 %であった。

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© 2022 公益社団法人石油学会
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