石油学会誌
Print ISSN : 0582-4664
操作条件を考慮した逐次段蒸留計算法
大村 朔平西沢 弘典
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1978 年 21 巻 2 号 p. 94-100

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抄録
最近発表されているコンピューターの利用を前提とした数多くの逐次段蒸留計算法は, 問題の数式化と変数のとり方および解法においてそれぞれ特徴を持っている。筆者らは, 問題の数式化に当り, 物質および熱収支式の他に, いろいろな操作条件問題の扱いを容易にするために操作条件指定式を加えた。変数として各段階の温度, 蒸気量の他に, 原料供給量, 製品量および熱交換器負荷を加えた。一方, 解法は Newton-Raphson 法を使って全ての変数について同時に解く方法を用い, 微係数の算出に解析的方法を採用してコンピューターのメモリの節約と演算時間の短縮を計った。本法をいろいろな蒸留問題に適用したところ安定した解が得られた。
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